ソファーは空間のスタイルやカラーコーディネートの中心になるアイテムです。ここではソファー選びの基本を説明していきます。
まずはスタイル
その空間でどうやって生活するのか。どんなイメージなのかをまず考えましょう。
ゆったりリラックスしたいのか、来客を迎えるための空間にしたいのか、憧れのカフェを模した食事をする場所にしたいのか。
また、洋風の清潔なイメージにしたいのか、自然光や緑を感じるナチュラルなイメージにしたいのか、
ストイックでシンプルなイメージを目指したいのか。
そのイメージによって、サイズや素材を決めていきましょう。
ソファーのレイアウト
まずは部屋の寸法を測って、ソファーのレイアウトをイメージしてください。
その際、必ず実際の寸法を測り、コンセントの位置、入り口の幅等も確認するように気をつけてください。
それを怠ると家具でコンセントがふさがってしまったり、部屋の中には配置出来るサイズでも、入り口を通せなくて、せっかく買った家具が無駄になるなんてことになるかもしれません。
ソファーのサイズ
大人1人が座るのに必要な60cm角、座面までは40cm程度が基準になります。
まず、それを標準として、応接間などのフォーマルスタイルの場合は、硬い素材で座面もやや小さめの奥行きが浅いもの。
カジュアルスタイルでリラックスしたいのであれば、やや低めで柔らかい素材を選ぶと良いでしょう。
ただ、長時間座る場合は、ある程度座面が硬い方が疲れないので、座っている時間によっては硬めの素材の方が向いています。
食事など体を動かす必要がある場合や、不特定の複数の人物が座る場合、座面に余裕がある方が良いと思います。
素材について
同じ形状でも素材によって、座り心地や印象がガラリと変わります。
定番は布貼りやソフトレザーですが、応接間などで高級感を出したいなら本革や合成皮革、リラックスを求めるなら触り心地の良いスウェードや低反発ウレタンなどがオススメ。
アジアンなイメージなら藤(ラタン)やアバカ(マニラ麻)が雰囲気を出してくれます。
モダンな空間をイメージしているなら、定番の布張りやソフトレザーはカラーバリエーションが比較的豊富なので、イメージに合わせて選ぶと良いでしょう。
形やタイプについて
サイズや素材以外にも、用途によっては特殊な機能や形状のソファーがあります。
リラックスする機能に特化したリクライニングソファーや、オットマン(足を乗せるためのアイテム)つきのもの、
手入れがしやすいようにカバーをはずせるカバーリングタイプ、収納つきソファー、ソファーベッドなども
特殊ですね。
機能や形状に関しては、必要な機能を考慮して選ぶようにしてください。