イギリス/England
大きく分けて、豪華なヴィンテージ家具を基調とした『アンティーク』スタイル、オークやパイン材のような自然素材を基調とした『カントリー』スタイル、
うちカフェ向きかは別として、『パンクロック』スタイル、実際はないですが、それっぽい雰囲気の『姫系』スタイル等にわかれると思います。
日本にはイギリス家具を扱う店は少ないため、イタリアや北欧のような選択肢はありません。『カントリー』スタイルにコーディネートしようとしても、
本物志向で揃えるにはかなりの労力と費用が必要となります。『アンティーク』スタイルにこだわると、ヴィンテージになってしまうため、コネでも
なければ、オークションで手に入れるしかありません。
労力と費用を費やせないけど、それでもイギリスっぽい雰囲気にしたい場合は、1点豪華主義か、アンティーク風家具や、オークやパイン材にこだわった製品ではなく、
合板を使用した製品にした方がいいです。
本物は引き出しの底や背板も合板ではなく、同一の素材で作られていて、使い込むことで味が出ますが、それはあくまできちんと手入れをする前提の話なので、
雰囲気を味わうだけなら、ポイントを抑えるだけか、安いレプリカで充分でしょう。
ただ、【うちカフェ】を楽しむのなら問題ないですが、イギリス式カフェとして営業するのであれば、家具は日本の無垢材のものを使い、食器や小物で雰囲気を出した方がいいでしょうね。
『パンクロック』スタイルは完全に趣味に染まった部屋なので、特にどうした方が良いというのはありません。
似たようなスタイルとして、やはりビジュアルから入る『姫系』スタイルは、全体的に白を基調として、あまり物を置かないようにするのが基本になります。とはいえ、女性なので
現実に物を置かないというわけにはいかないので、実際には物を見せない収納という方法をとるのが現実的。
そのためには部屋を借りる段階で、収納が多い部屋を借りるのがてっとり早いですが、実家だとそうもいかないでしょうから、工夫するしかありません。
また、『姫系』スタイルを目指すなら、食器は王室御用達だった『WEDGWOOD/ウェッジウッド』の『クイーン オブ ハート』(カップ&ソーサーで実売8000円程度)や『セレスティアルプラチナ』(カップ&ソーサーで実売6000円程度)辺りを持ってると、かなり良いと思います。
ちょっと高いと思ったら、無地なので味気ないですが、同じく『WEDGWOOD/ウェッジウッド』のや『クイーンズプレーン』(カップ&ソーサーで実売2000円程度)なら手が出しやすいかもしれません。
イギリスのカフェ雑貨
- WEDGEWOOD/ウェッジウッド
- aynsley/エインズレイ
- KAYMET/カイメット
- MINTON/ミントン
- Roy Kirkham/ロイカーカム
- Royal Albert/ロイヤル・アルバート
- Royal Doulton/ロイヤル・ドルトン
イギリスの主なテーブルウエアメーカーとシリーズ
WEDGEWOOD/ウェッジウッド
aynsley/エインズレイ
KAYMET/カイメット
MINTON/ミントン
Roy Kirkham/ロイカーカム
Royal Albert/ロイヤル・アルバート
Royal Doulton/ロイヤル・ドルトン
イギリスのインテリア
主な購入手段はオークションでの売買になります。
イギリスの飲み物
イギリスのカフェごはん
イングランド料理、北アイルランド料理、スコットランド料理、ウェールズ料理に分けられ、また、これから派生したものにアングロ・インド料理があり、
基本的には主菜に大量のジャガイモを付け合わせとして食べるのが一般的。
もっとも付け合せと言っても、揚げる(『チップス』)、焼く(『ベークドポテト』)、茹でる等したジャガイモを大量に添えるため、
主食と考えてもいいと思います。
量に関係なくジャガイモを主食と思わないのは、他のヨーロッパ諸国同様、穀類は主食という概念がないためですが、
実際には薄いトーストやプティング(日本で言うプリンのことではなく、蒸し料理としての呼称)、ポリッジと呼ばれる
オートミールも食べられます。最近ではパスタやオートミール以外の
シリアルも食べられますが、イギリス独自の特徴があるわけではないようです。
また、イギリス料理は主菜となるローストビーフやステーキ、シチューや、前述のチップスやベークドポテトからもわかる通り、
シンプルな調理方法が特徴。しかし、和食ではシンプルな調理は素材の味をそのまま活かすためな事が多いですが、
イギリス料理は加熱し過ぎることが多く、食感や味がわからなくなっていることが少なくありません。
これは外国人が納豆やくさやを臭いと感じたり、日本人がブルーチーズを受け付けないといった感覚的な違いによる
差別ではなく、イギリス人自体が認める料理のまずさです。
元々イギリスには美食文化がなく、調理人が食べる側に合わせるのではなく、食べる側が自分好みの味付けをするのが前提だった
名残りなんだと思いますが、少なくともそのままカフェで出せるメニューではないでしょう。ただ、シンプルな料理ではあるので、
日本人に合わせた程度の焼き加減や、揚げ具合にすれば、オーガニックカフェのような素材の味を活かすカフェでも
出せるでしょう。自然豊かな避暑地等では雰囲気出しやすいかもしれません。
肉料理
- ローストビーフ
- ミートパイ
- シェパーズパイ
- カレー
- ハギス – スコットランド料理
- スコッチエッグ
魚料理
- フィッシュ・アンド・チップス
- キッパー (魚料理)
- ウナギのゼリー寄せ
パン類、パスタ料理など
- ヨークシャー・プディング
- スコーン
- マフィン
- ブレッドソース
- ホットクロスバン
- マカロニ・アンド・チーズ