クロスオーバースタイル
2枚の布を中央部分で重なるように左右に固定したタイプ。
センタークロスとは違い、上部の重なっている部分が固定されているため、左右に完全に開くことができません。
全幅が重なるものをフルクロスカーテン、他に1/3、1/5クロスが一般的。
また、クロスオーバースタイルは開いた状態での見た目を重視して作られているため、丈が中央に向かって長くなっています。
カーテンを閉じれば、布が重なっていることで、遮光性、防音、保温効果が上がりますが、見た目がよくないので、基本的には開いた状態にするものだと思った方がいいでしょう。
クロスオーバースタイルのメリット
開いた状態で使うことにはなりますが、装飾性が高く、貴族のようなスタイルや、ロリータ系の部屋にはお似合い。
豪華さや華やかさがかなりアップします。
クロスオーバースタイルのメリット
見た目を一点重視したウィンドウトリートメントなので、メリットとデメリットを比べるというよりは、デメリットが許容できるかで選ぶことになります。
クロスオーバースタイルは上部の重なっている部分が開かないため、人通りが多い等開閉を繰り返すような場所には不向き。
基本的には開けた状態になるため、目隠し、遮光、防音、保温効果は低い。
ただ、これに関しては見た目を気にしなければ、カーテンを閉じることで目隠し、遮光、防音、保温効果は上がります。
セミオーダーの製品もありますが、見た目にも影響するので、初めての場合はオーダーの方が安全なので、多少割高。
ですが、縦横の比率で向いていないサイズや、数センチ違うと合わなかったりもするので、そこはお店と相談した方がいいでしょう。